あしあと

日々の記録

「やる」と決めたことが続かない理由

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ある時、ふと疑問に思いました。

「元旦に立てた1年の目標を、大晦日まで覚えている人はどれほどいるのか?」

という疑問です。ちなみに、僕は全く覚えていません。

2017年も10月に差し掛かろうとしていますが、

年の初めに何を思い、どう考え、如何に行動しようと思ったのか

2月にはもうすっかり覚えていなかったと思います。

たぶん、2018年を迎えたらどうせまた新たな目標を立て、

そして1月か2月も経つと忘れてしまうと思います。

普段の生活の中で、「これを毎日やろう。」

そう決めたことが三日坊主になって続かない理由は、

年初の目標を忘れてしまうことと、同じところにあると考えています。

 

話が変わりますが、ef a tail of memoriesというアニメが好きで、

この中に蓮治と千尋という男女の恋愛話があるのですが、

これがちょうど良い例になりそうだったので紹介します。

かなり前に見たのでうろ覚えなところもあり、

ところどころ間違っているかもしれませんが。

 

二組の恋愛話のうち、一方の話です。

病気だったかケガだったかが原因で

記憶を13時間しか保つことができない女の子が登場します。

千尋という女の子です。

1日のうちの3分の1くらいは寝るのが人間なので、

記憶を保てずに忘れてしまうこともあります。

なので、それまで体験したことを日記に書き残し、

それまでのことを忘れてしまっても、もう一度その日記を見ることで、

自分が誰か、記憶がない理由、何をするべきか、

といったことがすぐにわかるようにしています。

 

 

そして蓮治という少年と会い、読書が好きという共通点から

仲良くなっていき、恋人同士になります。

仲良くなるまでの過程はまあ普通ですが、

二人で何をしたかといった記憶を、

必死で忘れないようにします。

13時間毎に起床と睡眠を繰り返し、

生活リズムを崩してまで毎日日記を読み返していたのですが、

自分の記憶をどうしても保つことができず、

これではダメだと、蓮治と別れることを決めました。

そして、それまで書いていた日記をビリビリに破り、

街で捨ててしまいます。

 

蓮治は忘れて欲しくないので、日記を集めて元に戻そうとします。

必死で集めて千尋の元に届けるも、とっくに13時間以上は過ぎていました。

日記を読んで何があったかは知ることができても

二人でどのように過ごしたかという記憶は全て忘れてしまうので

蓮治は悲しみに耽るのですが、

なぜか千尋は、13時間を過ぎても忘れていませんでした。

別れる決意をして日記を破り捨てたはずが、

それでもどうしても忘れられない思い出だったので、

13時間を過ぎる前に何度も何度も記憶を思い返していたのでした。

 

ここに、とても大事なことがあります。

千尋は、「蓮治との記憶を忘れない。」ということを心に決め、

絶やすことなく記憶を思い返していました。

そこには、蓮治と過ごした体験と、二人で過ごした時に起こった気持ちと、

大事な思い出を忘れたくないという、

理想というか目標(ちょっと違う気もするけど)があったので

記憶を絶やすことなく思い返すという行動がありました。

それが、日記をなくした状態で13時間以上経っても、

蓮治を覚えていたという結果につながっています。

 

体験→気持ち→目標→行動→結果≒体験→気持ち

こんな感じの流れです。

 

「やる」と決めたことを続けられるのは、ある体験から起こった気持ちから、

どうなりたいという欲望だったり理想の状態ができて、

そのために必要な行動を取ることで、何かしらの結果がでる。

そういう流れになっていると思うのです。

容姿で悔しい思いをしたことが原因で、体を鍛えたりダイエットを始めたり、

バカだと思っていた友達との模試の点数を見比べて、慌てて勉強を始めたりといったものです。

ある体験から起こった気持ちの強さが、行動力と継続力につながります。

ですが、どんなに強い気持ちをもって始めても、時間が経つと忘れてしまいます。

これは仕方のないことです。

 

だから、理想や目標ができたときは、

それがどういう体験から生まれたものなのか、

今自分がどう感じているのか

そういったことを書き残し、また読み返す必要があります。

僕らは千尋と違って、忘れたとしても読み返せば、

そのときの気持ちを思い出すことができます。

ノートでもコピー用紙でもなんでもいいから、

書き残して、読み返して、その時の気持ちを思い出す。

「初心に帰る」という言葉がぴったりかもしれません。

それが「やる」と決めたことを続けられるようになる、良い方法ではないかと思ったのでした。