コインチェックの直近3期分の決算書が出てきたけど、2017年3月期までのもので
世間一般のめちゃくちゃ儲けてるようなイメージができるほどの数字じゃなかった。
ただ、ビットコインバブルが起きていた2017年夏から終わりまでの間の収益は相当なものだったから次の通期決算はとんでもない数字になっていそう。
マネックスが資本注入して再建を指導するというのは下の日経の記事では否定的。というのも流出したNEMの補償、訴訟がこれから待ち受けていること、単純にビットコインバブルが終わって収益を生み出すイナゴが飛び去っていったこともあって収益を上げる力が減ってしまうから。またマネックス側も業界のシェアが特段大きいというわけではなく、手を打てなくなる前に勝負に出たもののうまくいくのかはわからないというような見方。コインチェックからは被害を受けなかった資産も抜けているだろうし、確かにうまくいくかはわからない。もう一度去年のようなバブルはないかもしれないけど、コンプライアンスが遵守出来ない業者の淘汰は進んでいるし(2)、市場と法令がきっちり整備されて実用化されていくならまた何年か後には億り人がでてくるかもしれないね。
1マネックス、コインチェックの再建主導 経営権めざす :日本経済新聞
3金融庁、コインチェックの「業者登録」容認へ :日本経済新聞
5仮想通貨業者 淘汰進む 金融庁が週内にも一斉処分 :日本経済新聞