株のスクラップ帳

株に関することをメモしています

フェイスブックの情報流出のニュースまとめ

ここのところ大きな受難が続いているフェイスブックの問題をまとめる。

フェイスブックは、アマゾン、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)の

それぞれの頭文字をとってFANG銘柄と呼ばれ、米国ハイテク株の筆頭と言われるが、

先日の顧客情報が英国の企業に流出した問題の影響で、

年明けまでのニューヨーク市場の大相場の牽引役でもあったが、

ここのところは軟調な株価状況が続いている。

 

件の情報漏洩の問題の概要は、

フェイスブックの顧客情報をイギリスの研究機関へ研究目的に情報を渡したところ、

研究員が不正にコンサルティングの会社へ情報を流してしまい、

その流された情報が2016年のトランプ大統領の選挙の際に利用され、

トランプ大統領陣営を利する結果になったのではないかという疑いがあること。

流出した情報は約5000万人分と言われ、日本でも10万人程度含まれており、

「診断系アプリ」と呼ばれるものがその発端と言われている。

「あなたはこれらのうち、どのタイプ?」と思わず気を惹かれる広告が配信され、

フェイスブックにログインすることで診断アプリを利用することができる仕組みで、

実際に利用されればアカウント情報が把握できる。

そのデータを分析して得られた情報を元に、その企業(ケンブリッジ・アナリティカ)が契約している顧客に対して、コンサルティングを行っていた。

その顧客には選挙中のトランプ大統領陣営も含まれていたため、

選挙への不正利用が疑われている理由となっている。

 

5番目の記事からの引用。

フェイスブックが持つ筆者個人に関するデータと、グーグルが持つデータを合わせて筆者個人を分析することができるとすると、筆者個人に関する諸々について、筆者本人以上の事実を知ることができるのではないかと想像できる。

と、ここにあるように

グーグル、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター上の情報をまとめるだけで、

ほとんどその人のパーソナリティが今や推測できてしまう状況にある。

フォロー/フォロワー、登録している友達などを見るだけで

その人のポジションというのか、思想や考えがわかってしまい、

「いいね!」や投稿している画像を見れば何が好きかといった趣味趣向までわかる。

発言の中身まで見ようものならもうその人のことについて、

実際に会わずともおおよそこんな人物だろうということは簡単に想像できる。

ネットの利用は自己責任で自分のことは自分で守らなければならないということは、

もう随分前から言われていることだが、

以前にもヤフーから情報が漏れたりといった事件もあったし、

産業界が困るという言い分で情報の規制が難しい面もある。

このような情報漏洩の問題が今回で最後になるとは考えにくい。

そうなると、お上に情報を悪用不可となるようただ期待するだけでなく、

ネットに上げている個人情報はそもそも守られていないと考えて行動したほうが良い。

 

一つ思うのは、世間に漏れて本当に困る情報というのは何か?ということ。

匿名/非匿名の違いはあれど、SNSは他人とつながるために使う人が多いので、

公開されて嫌な情報というのはそもそも登録していない人もいるのではないだろうか。

例えば、学生がわかりやすいが、

SNSをリアルの知り合いとコミュニケーションをとるために使っているなら

ネットでも実名、もしくはリアルでのニックネームで名前登録している。

リアルとの距離感が近いので、そこでの内容が漏れたとしても

それほど困ったことにはならないのではないかと思う。

個人情報が流出していいということでは全くないが、

勤め先や学校や住所など自分の個人情報は、

周りのつながっているアカウントをちょっと眺めて見れば推測できる。

匿名で運用しているアカウントについては、

自分を特定できてしまうような情報が漏れると困ったことになるが、

それでも話したいことがあるからそのアカウントを持っている訳で、

自分から積極的に発信をしていることが多い。

ただ、アカウントを持っている以上誰にも相手にされないのでは意味がないので、

発言に信用を持たせるために、職業などある程度は自分の属性を明かしている。

しかし、明かしている情報もあくまで自分だと特定されない範囲までなので、

やはり情報が漏れて困るような話はそもそもネットに上げていない。

情報漏洩が起こって本当に困ったことになるのは、

リアルなら他人には話せないことを話しているSNSのアカウントと、

身近な人にさえ、普通は話さない情報を登録しているサービスではないかと思う。

友達や職場のグチや悪口を匿名アカウントで話している人の個人情報、

あまり公言すべきでない業界の裏事情的なことを話すアカウント、

家計簿アプリやクレジットカードの利用履歴のような懐事情を扱うサービス

この辺りに関係してくるものは本当に注意が必要だと思った次第。

 ザッカーバーグ氏の議会証言は11日予定となっているが、

情報利用の規制に賛成といった話を事前に打ち出したりと、

なんとか収束を図っていきたいと考えているようが伺える。

そろそろ株価もまた上昇に向かって欲しいところでもあるので、

米中貿易戦争の話と合わせて、無事に通過して欲しい。

 

この映画の中で女の子の顔を見比べて誰が可愛いかというランキングサイト(フェイスマッシュという名前だったと思う)を作って大問題になったというエピソードがあった。

実際はどうだったのかは知らないが、そのことがもし事実なら個人情報が、

どこで誰にどんな使い方をされているかわかったもんじゃないという問題は、

大学時代から今に至るまで解決できていないので、

やはり今後もネットに上げている個人情報を守ることは難しいと思う。

 

1Facebook不正使用問題 日本は最大10万人あまりの情報流出の可能性 - ライブドアニュース

2フェイスブックCEO、オンライン広告規制「支持する」 (写真=ロイター) :日本経済新聞

3フェイスブック流出問題で考える、個人データ悪用に備えることの重要性 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

4フェイスブック上の「性格判断アプリ」で5000万人情報流出、トランプ陣営の支援に利用も | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

5Facebookの情報流出、「診断系アプリ」はワナだらけ - 日経トレンディネット

 6フェイスブックCEO、11日に議会証言へ データ流出めぐり 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News