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マネックスグループが決算発表、コインチェックの業績見込みも開示

マネックスグループが業績発表を行いました。

仮想通貨NEM(XEM)の流出事件が起きたコインチェック社を買収していたのですが、

500億円にも届こうかという金額の補償を余儀なくされたコインチェックですが、

2017年末は仮想通貨の取引所はバブル的な盛り上がりを見せ、

取引もかなり活発に行われていたようです。

取引所はともかく、ビットコイン以外の仮想通貨をコインチェックで購入する場合は、

購入価格に大きな手数料が上乗せされて販売されていました。

その手数料率はざっくり10%とも言われています。

手数料の高い銀行や証券会社の投資信託でも高くて3%程度なのですが、

それを大きく上回る手数料率です。

流出した通貨の補償分を差し引いても、かなりキャッシュリッチなのではないかと

多くの人が考えていたでしょう。

15年3月期から3年分の決算資料は流れてきていましたが、

最新の決算が出てきたのでどのような内容か確かめてみます。

決算短信にはコインチェック社の個別の業績の資料が無いようです。

以下の参考記事にたくさん出ています。

公表された資料は未確定のもので今期の業績見込みとされていますが、

15年からの推移も含めて見てみます。

 

売上高

15:1.2億

16:85億

17:772億

18:626億

営業利益

15:-900万

16:0

17:7.8億

18:537億

 

純利益

15:-1000万

16:0

17:4.7億

18:63億 (特別損失473億込み)

 

とんでもない勢いで利益が伸びています。

特別損失の473億円というのはもちろん補償にかかる費用でしょう。

それを差し引いても純利益が1年前と比べてかなり伸びています。

売上高営業利益率は86%程度。

やっぱりかと言わんばかりに儲かっていますね。

この発表を受けて、マネックスグループの株価は100円高

値幅上限で引けています。19年3月期の業績見通しは開示されていません。

2017年末は大盛り上がりだったので業績もとびきりの良い内容だったようですが、

来期はどうなんでしょうね?

NEMの流出事件でこれでもかというほどの悪印象が刷り込まれてしまったので、

あれからまた1年と経たずに去年のようなバブル的上昇と、

仮想通貨市場の取引の拡大が起こるかといえば、正直微妙なところです。

今期は良すぎた分、来期は反動で下がりそうですね。

ただ、取引停止を解除した後の2ヶ月間で既に5億の利益が出ているとのことなので、

取引が細っていてもそれだけの利益率を持っていることの証左でもあります。

マネックスは美味しい買い物をしたのかもしれません。

 

マネックスグループ決算短信18/3

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