株のスクラップ帳

株に関することをメモしています

2018/7/7 ついに始まった貿易戦争

米国が中国製品に対して関税をかける

対中制裁関税、予定通り6日発動 トランプ氏表明 (写真=ロイター) :日本経済新聞

7月6日、米国は340億ドルに相当する800品目程度の中国の製品に対して関税をかけることを表明しました。

主な対象品は産業用ロボットや電子部品に関する製品です。

さらに米国は2週間後までに追加で関税措置

米、対中制裁関税発動3.7兆円 中国も即座に報復(1/2ページ) - 産経ニュース

また、米国はさらに160億ドルに相当する284品目の中国の製品に対して、

追加で関税をかけることを表明しています。

最終的な制裁の総額は5500億ドルにまでとされています。

対して、中国も米国に報復の関税をかけることを表明

中国関税、米農家を直撃 大豆2割下落 揺らぐトランプ支持 :日本経済新聞

中国から米国への関税は対象が545品目、340億ドルに相当する金額で、農業品が中心となっており、米国の農家にとってのダメージとなります。

米国の農家にはトランプ大統領が所属する共和党の支持者も多く存在し、

結果的にトランプ大統領共和党の支持基盤に対して選挙で悪影響を及ぼす可能性があります。

6日の関税合戦を前に株価は下落

7月1週目の日経平均は6日に関税の発動を予定したことと、6日は米国の雇用統計の発表日でもあったことから、440円程度下落しました。

週の半ばではヘッジファンドの売りやプログラムによる自動売買による下落という報道もありましたが、

6日の日経平均は約240円の上昇。米国の雇用統計の結果は良いものでしたので、その発表を受けて金曜日の日経は上昇しました。

週の初めから勢い良く下落していたのでほっと一息つけたと思ったものでしたが、

関税を掛け合う前に米中間で交渉が行われ、融和へ向かっていくだろうとされていた期待は最後まで裏切られてしまう結果になりました。 

米国は特定の製品の除外を検討

米、対中関税で特定製品を除外へ 経済面の悪影響を考慮 (写真=AP) :日本経済新聞

新たに米国は特定の製品については関税をかける対象から外すという報道が出ています。

除外の対象となる製品には3つの条件があります。

1輸入先が中国

2関税をかければかえって米国の国益に反すること

3「中国製造2025」と呼ばれる中国国内のハイテク産業を育成するための政策に関連したもの出ないこと

これらが条件です。

11月の米国議会の中間選挙まではまだ4ヶ月ある

 米国は11月に中間選挙を控えており、トランプ大統領は票を集めなければなりません。

中国側からの報復関税で共和党の支持基盤である農家に悪影響が及んでしまうため、

結果的に共和党の得票数へも悪影響があると思われますが、まずは米国全体の国益を考えてのことなのかもしれません。

今回は中国を狙い撃ちにしての行動でした。結果的に大騒ぎになってしまっていますが、中間選挙まではまだ4ヶ月ほど期間があります。

ここから先も何もしないわけにはいかないので、また話題と狙いを変えて大騒ぎになるような出来事を引き起こすのではないかと思えます。